お酒は体臭の原因になる?アルコールによる臭いを翌日に残さない予防と対策まとめ

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お酒を飲み過ぎた後で、体臭がいつもよりキツイと感じたことはありませんか?
自分が気づかなくても、仕事の同僚や恋人から、臭いと言われたことが一度はあるはず。

実は、たくさんお酒を飲んだ日の翌日は、臭いが残りやすく、体臭が強くなる傾向があるんです。

・そもそも、お酒は体臭の原因になるの?
・お酒による体臭の対策や予防方法って?
・アルコールの臭いを次の日に残さないためには?

「毎日お酒を飲む」「お酒を飲むと体の臭いが気になる」という人のために、急な飲み会でも簡単にできる予防策や臭いの消し方、翌日に臭いを残さない方法を紹介します。

「なんか私、臭いかも…」と気になっていた人は、この機会に一度確認してみるのもいいかも。

お酒は体臭の原因になるの?

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お酒をたくさん飲んだ後に体の臭いがいつもより気になった経験があるかもしれませんが、実はお酒は体臭の原因になるんです。

お酒に含まれるアルコールは、飲んだあと体内で「アセトアルデヒド」や「酢酸」という物質に変わります。飲酒後の体臭は、この物質が影響していると言われています。

体臭の原因は、アセトアルデヒドや酢酸以外にもいくつか考えられます。

<アルコールが体臭の原因になる理由>

(1)「アセトアルデヒド」や「酢酸」の影響
(2)肝機能の低下
(3)発汗量の増加

ひとつずつ詳しく紹介していきましょう。

(1)「アセトアルデヒド」や「酢酸」による影響

アルコールは、体内で「アセトアルデヒド」と「酢酸」に変化します。この2つの成分が、人からお酒臭いといわれてしまう臭いの正体なんです。

アセトアルデヒドと酢酸ってどんな臭い?

アセトアルデヒドは、「二日酔いの人のにおい」。子供のころ、「酔っぱらって帰ってきたお父さんがクサイ!」と思った経験ってありませんか?
この「酔っ払いの人からする臭い」がアセトアルデヒドです。

酢酸は「酢」という文字からも想像できるとおり、すっぱい臭いがします。

酔っ払いの臭いとすっぱい臭い…考えただけでも鳥肌が立ちそうですね。

アセトアルデヒドと酢酸は、肝臓で分解されればニオイはなくなります。しかし、分解されないまま血液に溶けて全身に回り、それが体外に放たれてしまうと、体臭として臭ってしまうんです。

アセトアルデヒドも酢酸も酷い体臭を引き起こしますが、このうちアセトアルデヒドはちょっと曲者で、体臭だけではなく二日酔いの原因にも!
体臭にも体調にも悪影響を与える、厄介な成分なんです。

重要なのは、アセトアルデヒドと酢酸をどれだけ分解しきれるか。
そのポイントは、あとで詳しく説明していきますね。

(2)肝機能の低下

お酒を飲み過ぎると肝臓に悪影響を与えるというのは聞いたことがありますよね。

肝臓は、アンモニアなど、体内の毒素を無毒化し臭いを消す働きをしています。
しかし、大量にお酒を飲むと肝臓はアルコールの分解で疲れてしまい、アルコールの分解はおろか、アンモニアの分解など正常時の働きもできなくなります。

アンモニアはきちんと分解されれば無臭化されますが、そのままだと「公衆トイレの臭い」と例えられるほど強烈な臭いを放ちます。

毎日のように飲酒をしていると、肝臓は休む暇がなく疲れ果て、アンモニアの分解まで手が回らなくなってしまうのです。

(3)発汗量の増加

アルコールを飲むと、体がポカポカしてきますよね。
これは、アルコールに血流をよくする作用があるからなんです。

血流がよくなると、体温が上昇し汗をかきやすくなります。
飲酒による酒臭さに汗臭さが加わることで、より一層強い体臭になってしまうんです。

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ちなみに、お酒の種類に関わらず、アルコールが入っていれば体臭の原因になってしまいます。残念ながら、体臭がキツくなりにくいお酒というのは存在しないようです。

飲酒後、体臭が発生する可能性のあるお酒
・ビール
・焼酎
・日本酒
・ワイン
・ウィスキー
・チューハイ
・サワー
・カクテル
などなど…

逆に、ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルなど、アルコールが入っていないものであれば心配はありません。

お酒の気分を味わいたいときには、ノンアルコールのものを飲むというのもアリかもしれないですね。

アルコールによる体臭の対策・予防・消す方法って?

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お酒による体臭を消すには禁酒をするのが一番です。
しかし…大好きなお酒を急にやめられるかといったら、なかなかそうはいきませんよね。付き合いで飲むこともありますし、完全に禁酒をするのは難しいでしょう。

体臭の予防策のカギとなるのが、「いかにアセトアルデヒドを早く分解するか」ということです。

アセトアルデヒドを早く分解するには?

アセトアルデヒドを分解するには、肝臓をなるべく元気な状態にしておくのがポイント。

アセトアルデヒドは肝臓で分解されるため、肝機能の働きを助けてあげれば、肝臓はきちんと働いてくれます。

また、一般的に二日酔い対策として知られている方法も、基本的にはアセトアルデヒドの分解に焦点を当てたものが多いようです。
ここからは、実際にどんな対策を取ればいいのかを、具体的に紹介していきましょう。

(1)肝臓を疲れさせないようにする

一度疲れてしまった肝臓を元気に戻してあげるのはなかなか大変。まずは、飲酒時に肝臓にかかる負担をできるかぎり減らしましょう。

肝臓への負荷を減らすには?

お酒を飲む前には小腹を満たしておきましょう。空腹時にいきなりお酒を飲むと、体がもろにアルコールを吸収してしまうので肝臓がビックリしてしまいます。

水と一緒にお酒を飲むのも効果的。できるだけアルコール濃度を薄くしておくと、肝臓にかかる負担を減らせます。

お腹が空いているときにアルコール度数の高いお酒を飲むと、体臭がひどくなるのはもちろん、辛い二日酔いを招く原因にも。絶対にやめましょう。

(2)アセトアルデヒドの分解の働きを助ける

アルコールが体内に入ってくると、肝臓は分解作業に入ります。
この作業をサポートする成分を一緒に摂れば、アセトアルデヒドをスムーズに分解できます。

今回は、おすすめのものを3つ紹介します。

(1)二日酔いドリンク

二日酔いドリンクによく使用される「クルクミン」や「アラニン」という成分が肝機能の働きをサポートするため、アセトアルデヒドの分解にも効果が期待できます。

二日酔いドリンクを選ぶ際には、クルクミンやアラニンの成分が入ったものを選びましょう。

(2)緑茶

緑茶に含まれる「カフェイン」と「カテキン」が、アセトアルデヒドの分解を手伝ってくれます。
カフェインだけならコーヒーでも摂れますが、できれば、カフェインとカテキン両方が含まれている緑茶のほうがおすすめです。

(3)たまご料理

卵に含まれる「システイン」という成分が、肝臓でのアセトアルデヒドの分解を助けてくれます。
だし巻き卵や煮卵など、簡単に作れるメニューが多いので、自宅で飲むときのおつまみにも取り入れやすいですよね。

ここで紹介したもののポイントは、「コンビニなどで簡単に手に入る」ということ。

緑茶や二日酔いドリンクはたくさんの種類が並んでいますし、卵料理も、だし巻き卵など調理済みのものが売られています。

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画像引用元:http://ukon.house-wf.co.jp/

二日酔いドリンクで人気の「ウコンの力」にはクルクミンが30mgと豊富に含まれています。コンビニでだと200円くらいで買えるので、お財布にも優しいですね。

お酒 体臭 アラニン
画像引用元:https://www.ajinomoto.co.jp/nomikata/products/drink_1.html

こちらも二日酔いドリンクでお馴染みの「ノ・ミカタ」。アミノ酸アラニンが5000mg含まれていて、200円前後で購入できます。

ほとんどのコンビニで手に入るので、仕事の急な飲み会などでも一安心です。

お酒の臭い、翌日に残さないためには?

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楽しい飲み会の翌日、「体臭がキツイ…?」なんてことになったらガッカリですよね。

翌日に残る臭いも、原因はアセトアルデヒド。その日のうちに肝臓でうまく分解できていないと、次の日に残ってしまうんです。

臭いを翌日に持ち越さないためには、先ほど紹介した「肝臓を疲れさせないこと」「肝機能を助けること」の2つを実践すればOK。何もしなかった日より、だいぶ違うはずですよ。

その日の臭いはその日のうちに。
お酒を飲んだ日には、次の日へのニオイ対策を忘れないようにしましょう。

酒は百薬の長!体臭ケアを取り入れつつ上手に飲みましょう

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お酒と体臭の関係や、臭いを翌日に残さないための予防・対策について見てきました。

<<お酒による体臭の予防方法>>

・肝臓を疲れさせない
→飲酒前には小腹を満たしておく
→水と一緒にお酒を飲む

・アセトアルデヒドの分解を助ける
→二日酔いドリンクを飲む
→飲み物には緑茶、おつまみには卵料理を取り入れる

<<アルコールの臭いを翌日に残さないために>>

体臭が次の日に残る原因は、その日のうちに分解されなかったアセトアルデヒド。

→肝臓を疲れさせないよう、空腹時の飲酒は避け、水と一緒にお酒を飲む
→肝臓がアセトアルデヒドをスムーズに分解できるよう、二日酔いドリンク、緑茶、卵料理を一緒に摂る

女子会や宅飲みなど、お酒を楽しむシーンが増えている昨今。
せっかく飲むなら、臭いのことなんて気にせず思いっきり楽しみたいもの。

お酒を飲むことが分かっている日は、あらかじめ二日酔いドリンクを買っておいてもいいかもしれないですね。
頻繁に飲む!という人は、買いだめしておくのも一つの手。

ニオイ対策をうまく取り入れて、おいしく楽しく、お酒を飲みましょう!

執筆ライター

執筆ライター:美香

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