納豆の食べ過ぎが体臭の原因に? 体臭が納豆のような臭いになるのは予防できるの?

納豆 体臭 食べすぎ

体にいい食材とのひとつとして知られている納豆。
しかしあの独特な臭いから、「納豆を食べ過ぎると体臭の原因になるんじゃないの?」「体臭が納豆みたいな臭いになったりしないの?」と心配になりますよね。

実は納豆は、「体臭を予防する働きもある」と言われている食べ物なんです。

・納豆の食べ過ぎは体臭の原因になるの?
・納豆が体臭の改善につながるって本当?
・体臭が納豆のような臭いになることってあるの?

納豆と体臭の関係について、まとめてみました。

納豆の食べ過ぎは体臭の原因になるの?

納豆 体臭 原因

独特な臭いが特徴的な納豆。そのイメージからか「納豆を食べ過ぎると体臭が臭くなる」という説もあるほどです。
しかし、納豆は口臭の原因にはなりますが、体臭の原因にはなりません。

納豆には植物性たんぱく質が含まれています。

たんぱく質のうち、お肉などに含まれる動物性たんぱく質は体臭の原因になりますが、植物性たんぱく質は体臭の原因になるものではありません。

納豆を食べた後で臭うと感じたときは、納豆が口の周りや服についている可能性があります。

納豆菌はそれ自体がかなり臭う上に、なかなか消えづらいので、服につくと臭い続けてしまいます。納豆臭いと感じたら、口の周りについていないか、服にこぼしていないか確かめましょう。

納豆を食べたあと、臭いケアをするとしたら?

納豆を食べた後の臭い対策は口臭ケアが有効。
特別なことをする必要はなく、歯磨きをする、ガムを噛むなどの一般的な口臭ケアで十分です。

朝ごはんで納豆を食べた日は、いつもより丁寧に歯を磨くようにしましょう。
デートの日や接待の日など、大事な人に会う日は、納豆は食べないようにするのがいいかもしれないですね。

納豆が体臭の改善につながるって本当?

納豆 体臭 改善

納豆には「大豆イソフラボン」という成分が含まれています。
この大豆イソフラボン、実は体臭の予防効果も期待できる成分なんです。

納豆に含まれる大豆イソフラボンは、「エストロゲン」という女性ホルモンとよく似た働きをします。

エストロゲンには、発汗を抑える効果があります。
エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂取すれば、体臭の原因の一つである汗の防止につながるのです。

汗を抑える効果が期待できる大豆イソフラボン。
大豆イソフラボンを含む納豆を食べることで、汗による体臭を予防することができるんですね。

納豆と一緒に食べると体臭に効果的な○○って?

納豆 体臭 めかぶ

納豆と一緒に食べることで、体臭の予防や対策に効果的だと言われている食べ物があります。
それは、「めかぶ」。

めかぶはワカメの根元部分で、「フコダイン」や「アルギン酸」というヌルヌル成分を含んでいます。
「便秘解消に効果がある」ということでも知られていますよね。

ヌルヌル成分であるフコダインやアルギン酸は、腸内をうるおし、便を柔らかくして、便通をよくしてくれます。

フコダインは肝臓の機能を強化する働きもあります。
アルギン酸は、腸に届くと、ニオイ物質を包んで便と一緒に排出してくれる働きもあります。

引用元:「体臭恐怖―体のニオイで人を恐れるあなたに」五味常明(ハート出版)P.112-113

めかぶのヌルヌル成分であるフコダインとアルギン酸は、腸内環境を整え、便通の改善につながります。

「フコダイン」は肝機能を助ける働きを、「アルギン酸」は便と一緒にニオイ成分を体の外に出す働きをしてくれるんですね。

納豆とめかぶは、どちらもスーパーやコンビニなどで手に入ります。
単純に混ぜただけのものを、ごはんに乗せたり冷ややっこのトッピングにするだけでも美味しいですよ。
包丁やまな板を汚すこともなく、簡単にできるのでおすすめです。

納豆の食べ過ぎはNG!

体臭改善の効果が期待できる大豆イソフラボンですが、食べ過ぎはリスクもあるようです。

海外(イタリア)において、閉経後女性を対象に大豆イソフラボン錠剤を150mg/日、5年間、摂取し続けた試験において、子宮内膜増殖症の発症が摂取群で有意に高かったことから、大豆イソフラボン150mg/日はヒトにおける健康被害の発現が懸念される「影響量」と考えました。

摂取対象者が閉経後女性のみであることや個人差等を考慮し、150mg/日の2分の1、75mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)をヒト臨床試験に基づく、現時点におけるヒトの安全な摂取目安量の上限値としました。

引用元:食品安全委員会(問19)

このように食品安全委員会では、大豆イソフラボンの摂取量の目安について、1日当たり70~75㎎(サプリメントなどで摂取する場合は1日あたり30㎎)と定めています。

納豆1パックに含まれる大豆イソフラボンの量はおよそ35㎎。多くても1日2パックに抑えるようにし、食べ過ぎには気を付けましょう。

また食品安全委員会では、子供や妊婦は、サプリメントなどで大豆イソフラボンを普段の食事にプラスして摂取することをおすすめしていません。

健康面のことも考え、大豆イソフラボンの摂取は適量に抑えましょう。

体臭が納豆みたいな臭い? その原因って?

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「納豆を食べ過ぎたわけじゃないのに、体臭が納豆臭い…」
「納豆みたいな体臭…ワキガみたいでイヤだな…」

納豆を食べていないのに体から納豆の臭いがすると感じた場合、「イソ吉草酸(きっそうさん)」という物質が原因かもしれません。

「イソ吉草酸」とは、肌の常在菌が汗や皮脂を分解する際に生まれる物質で、納豆に似た臭いがします。

汗は、かいた直後はほぼ無臭です。しかし、常在菌に分解されてイソ吉草酸が発生してしまうことで、納豆のような体臭につながってしまうのです。

イソ吉草酸は納豆のような臭いが特徴で、よく「足の臭い」に例えられます。

「納豆を食べていないのに納豆臭い」というときは、汗をかいたことによってイソ吉草酸が発生している可能性があるんです。

それでは、納豆臭い体臭を消すにはどのような対策が効果的なのでしょうか。

納豆臭い体臭を消すには?

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汗が肌の常在菌に分解されると、納豆臭い体臭の原因であるイソ吉草酸が発生してしまいます。
イソ吉草酸の発生を少しでも防いで体臭を消すためにも、しっかり汗対策をしましょう。

納豆臭い体臭を予消すための汗対策

汗をかいたらこまめに拭き、できたら服も着替えましょう。

服が汗でびちょびちょだと、なかなか蒸発せず汗が肌に密着した状態が続き、どんどんイソ吉草酸が発生してしまいます。

汗をかく季節は、下着やインナーの着替えを持っておくのも一つの方法です。

かいた汗を放置しておくのは、臭いを消すための対策としてはNG。
ハンカチやタオルなどでちゃんと汗を拭き取りましょう。
薬局やコンビニなどで売っている、汗拭きシートを使うのもおすすめですよ。

汗拭きシートにはいろいろな種類がありますが、花王の「ビオレさらさらパウダーシート」は安く手に入り、シートが厚手なので使いやすいです。
肌がサラサラするパウダーが配合されていて、汗をたくさんかいた後でもすべすべして気持ちいいですよ。

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画像引用元:http://www.kao.com/jp/bioresarasara/bss_powdersheet_soap_00.html
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インナーなどの衣類も、最近では汗ふきシート同様、コンビニで手軽に手に入ります。
「汗をかいたけど着替えを持っていない!」というときには利用してみましょう。

納豆は、体臭への効果も期待できる万能食材◎

納豆 体臭 効果

納豆と体臭の関係や、納豆臭い体臭について見てきました。

納豆は体臭の原因になるの?

・納豆に含まれるたんぱく質は植物性のため、体臭の原因にはならない

納豆による体臭の予防効果

・大豆イソフラボンの制汗作用によって、汗による体臭を予防できる
・めかぶと一緒に食べると、体内のニオイ成分を便と一緒に排出しやすくなる

納豆臭い体臭の原因

・肌の常在菌が汗や皮脂を分解したときに発生する「イソ吉草酸」が原因

納豆臭い体臭を予防するには?

・かいた汗はこまめに拭く
・汗をかいたら下着やインナーだけでも取りかえる

食べ過ぎず、適量の摂取なら体臭対策としても期待できる納豆。
ひきわり納豆や大粒納豆など、種類も豊富で毎日飽きずに楽しめます。

歯磨きをきちんとすれば、朝食で食べても臭いはほとんど気になりません。
ぜひ、納豆を食べるのを習慣づけたいですね。

執筆ライター

執筆ライター:美香

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