チーズのような体臭の原因って?体臭が臭いのはチーズの食べ過ぎのせい?

チーズ 体臭

体臭はいろいろな臭いに例えられますが、「チーズのような体臭」という表現もたまに聞きますよね。
突然体からチーズのような臭いがすると、「何かの病気かも…」と心配にもなってしまいます。

また、チーズは「量を食べ過ぎると体臭がキツくなる」とも言われますが、実際のところ体臭を引き起こす原因になるのでしょうか。

・体臭がチーズ臭くなる原因って?
・チーズのような体臭を防ぐ方法や対策は?
・チーズを食べ過ぎると体臭はキツくなる?

今回は、チーズのような体臭を改善する方法や対策、チーズと体臭の関係についてまとめました。

体臭がチーズ臭くなる原因って?

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「チーズを食べ過ぎたわけではないのに体臭がチーズ臭い…」

チーズのような体臭は「ノネナール」という物質が原因。ノネナールは加齢臭の原因にもなる物質で、「チーズのような臭い」や「油っぽい臭い」に例えられます。

「ノネナール」とは

ノネナールは、皮脂に含まれている「9-ヘキサデセン酸」という物質が、肌の常在菌に分解されるときに発生します。

9-ヘキサデセン酸は年齢を重ねていくと分泌量が増えていきます。
年を取ると加齢臭がするのは、9-ヘキサデセン酸の量が増えるからなのです。

チーズのような体臭や加齢臭の元である「ノネナール」は、「9-ヘキサデセン」酸という物質が分解されて生じます。

この9-ヘキサデセン酸は皮脂に含まれているため、毎日の入浴でしっかりと皮脂を落とすことで臭いを予防することができます。
皮脂をきちんと洗い流すにはどのような点に気を付ければよいのか、見ていきましょう。

チーズのような体臭を防ぐ方法・対策

チーズのような体臭は、主に体の上半身から臭います。
頭皮や首元など顔に近い部分は、露出しているので臭いが外に出やすく、お風呂での洗い残しが多い部分のため、比較的臭いが強くなります。

チーズのような加齢臭がしやすい場所
・頭皮
・耳のうしろ
・首元
・胸元
 など…

これらは、お風呂での洗い方を変えることで改善できます。

頭皮の洗い方

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頭皮からのチーズのような臭いは、頭の洗い方が悪いことも原因です。
洗い方のポイントは3つあります。

<チーズのような体臭を防ぐ頭の洗い方>

(1)最初に頭皮をしっかりとすすいでおく
シャンプーを付ける前に、ぬるめのシャワーでしっかり頭皮をすすぎ、埃(ホコリ)を洗い流しておきましょう。
シャンプーが泡立ちやすくなるため、ゴシゴシこすって頭皮を傷つけるのを防ぎます。

(2)シャンプーは適量を十分に泡立てる
シャンプーはしっかり泡立ててから頭に乗せます。泡立てスポンジで泡の状態にしてから頭に乗せるのもいいですね。
絶対に、ドロッとしたままの原液を頭皮に直接乗せるのはダメですよ!

シャンプーの適量ですが、ショートヘアは1プッシュ、ミディアムヘアは2プッシュ、ロングヘアは3プッシュ。たくさん使うと皮脂を落とし過ぎてしまい、頭皮の乾燥を招きます。

(3)強くかいたりせず、優しく洗う
爪を立てず、指の腹でマッサージをするように洗います。痒いところがあるとゴシゴシ引っかきたくなりますが、頭皮を傷つけてしまうので、強くかかないように気を付けて。

頭皮の臭いが気になるとつい一生懸命洗ってしまいますが、洗いすぎはよくありません。余分な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮がカサカサになる原因になります。
シャンプーはたくさん使えばいいというわけではありません。適量を守りましょう。

また、髪の長い女性だと頭皮ではなく髪の毛を洗ってしまいがちですが、シャンプーで洗うのは「頭皮」です。
今まで髪の毛を洗っていたという人は、ちょっと意識を変えてみてくださいね。

体(耳のうしろ、首元、胸元など)の洗い方

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チーズのような体臭がしやすい耳のうしろや首元、胸元は、お風呂での洗い残しが多い部分です。体を洗う時には念入りに洗いましょう。

念入りに洗うと言っても、スポンジでゴシゴシこするのはNG。肌を傷つけ、皮膚の雑菌が増えてしまいます。

体を洗う時には、せっけんをよく泡立てて、こすらないように優しく洗いましょう。
綿100%など、刺激の弱いタオルで洗うのもいいでしょう。

チーズを食べ過ぎると体臭はキツくなる?

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「チーズなどの乳製品を食べ過ぎると、体臭がキツくなるの?」

ブルーチーズやカマンベールチーズ、カッテージチーズ、モッツアレラチーズ…いろいろな種類があり、料理にしても、おつまみで食べてもおいしいチーズ。

しかし、あの強い臭いのためか、「食べ過ぎると体臭が臭くなるんじゃ…?」と不安になってしまいますよね。

残念なことに、チーズは種類に関係なく、食べ過ぎると体臭の原因になり得るんです。

チーズの食べ過ぎが体臭につながる理由

・チーズに含まれる脂肪分が腸内で腐敗するため
・「乳糖不耐症」によるため

ひとつずつ順番に見ていきましょう。

チーズに含まれる脂肪分が腸内で腐敗する

チーズはたくさんの脂肪分を含んでいます。この脂肪分がうまく消化されず腸まで届くと、腸の中にある「絨毛(じゅうもう)」という突起に詰まり、そのまま腐ってしまうことがあるのです。

なぜチーズの脂肪分をうまく消化できないの?

日本人はもともと乳製品を食べる文化がなかったため、乳製品を分解できる酵素をあまり持っていません。
約95%の日本人は、乳製品を分解する酵素が活性化していないと言われています。

一般的に、穀類を主食にしている人種の人は乳製品の消化が苦手なことが多いようです。

ほとんどの日本人は、体質的に乳製品の消化がうまくできないので、絨毛に詰まったまま脂肪分が腐ってしまいます。

腸内で脂肪分が腐敗すると、腸にはガスや腐敗臭が充満し、それが血液に溶けて全身を巡ると体臭になってしまうんです。

乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)によるため

チーズの食べ過ぎは「乳糖不耐症」という、消化不良や下痢を引き起こす症状を招きます。
これは、チーズに含まれる「乳糖」という成分が原因です。

乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)とは

乳糖不耐症は、腸で乳糖がうまく分解されないことで起こります。

乳糖は、「ラクターゼ」という酵素によって分解されます。
チーズを食べ過ぎて、ラクターゼが分解しきれない量の乳糖を摂取してしまうと、乳糖不耐症になってしまうのです。

チーズに含まれる乳糖を分解してくれるのは「ラクターゼ」という酵素ですが、乳製品の分解が苦手な日本人はラクターゼの働きも不十分。

乳糖不耐症は消化不良を引き起こすため、食べたものをうまく消化できなくなります。
消化不良になると食べたものが体内で発酵してしまい、それが体臭となって外に出てしまうのです。

チーズの1日の摂取量はどのくらい?

ここまで紹介してきたように、チーズの食べ過ぎは体臭に影響を与えてしまいます。

1日に食べていい量の上限は特に国で定められてはいませんが、農林水産省の「食事バランスガイド」では、1日に摂取した方がいい乳製品の量について、チーズであれば「2かけら」と記載があります。

少なくとも2かけらぐらいであれば、食べても問題はないと考えてよさそうです。

「チーズ2かけら」が何グラムかは、この食事バランスガイドには書かれていないのですが、市販のチーズは1かけら15~20グラム程度のものが多いようです。


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市販の商品で言えば、チーズ2かけらは、だいたい30~40グラムぐらい。
美味しいのでついつい手が進んでしまいますが、食べ過ぎないように気を付けましょうね。

また、牛乳やヨーグルトなど、ほかの乳製品を食べる場合には、チーズの量は減らしたほうがいいでしょう。

チーズのような体臭には、しっかりと対策を

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体臭がチーズ臭くなったときの対処法や、チーズの食べ過ぎと体臭の関係についてみてきました。

<チーズのような体臭を防ぐお風呂の入り方>

・頭皮の洗い方
(1)シャンプーを付ける前に、髪や頭皮をシャワーで十分にすすぐ
(2)シャンプーは適量を守り、十分に泡立てる
(3)爪を立てず、指の腹で優しく頭皮を洗う

・体(耳のうしろ、首元、胸元など)の洗い方
洗い残しが多い部分なので、洗うときは念入りに。
スポンジでゴシゴシ擦らず、せっけんをよく泡立てて洗いましょう。

<チーズの食べ過ぎによる体臭を防ぐために>
1日に食べるチーズは、2かけら(30~40グラム)を目安に。
乳製品を食べる文化のなかった日本人は、チーズに含まれる脂肪分や乳糖をうまく分解できません。
牛乳やヨーグルトなど、チーズ以外の乳製品を食べる場合には、チーズの量は少なくしましょう。

ワインのおつまみや料理のアクセントなど、日々の生活に欠かせないチーズ。
しかし、体臭を気にしながら食べていては、せっかくの美味しさも半減してしまいますよね。
体臭対策をとって、美味しくチーズを食べましょう。

執筆ライター

執筆ライター:美香

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