ワキガと女性の体には関係が?女性のワキガが強くなる理由と対策

ワキガ 女
ワキガに悩む女性は、「生理中に脇の臭いが悪化する」「妊婦になってからワキガがひどい」「産後、脇の臭いが強くなった」など、体の変化に合わせてワキガの強さも変わったと感じることが少なくありません。

ワキガ体質かどうかには、男も女も無関係。では、なぜ女性のほうがワキガの強さに変化を感じやすいのでしょうか。
生理や妊娠など、女性特有の体の変化は、ワキガと関係があるのでしょうか。

●ワキガと女性の体には何か関係があるの?
●生理中や妊娠中は脇の臭いが強くなる?
●産後に脇の臭いがキツくなったり、母乳が臭うことも?

女性にとって、生理や妊娠などの体の変化は避けて通れないもの。
そこで今回は、ワキガと女性の体の関係についてまとめました。

生理中や妊娠中はワキガ臭が強くなる?

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ワキガは、特に女性にとっては深刻な悩み。念入りにケアをしている女性はとても多いですが、普段から自分のワキガを気にしていると「いつもよりワキガ臭が強くなってる」など、臭いの変化にも気がつきやすいもの。

実は、女性がワキガの変化を感じやすいのには理由があります。

一般にワキガのニオイは、女性ではほぼ初潮の頃からあらわれ始め、思春期を経るなかでニオイが強まっていくのです。(中略)
そういった意味で、ワキガは何らかの性ホルモンの刺激、もしくは影響を受けて発生し、強められていくと考えるべきでしょう。
女性が妊娠したり、出産したりすると、一時的にワキガ臭を放つことがあります。また、月経周期によっても、ワキガ臭は変化することもあります。

引用:五味常明『体臭恐怖』(ハート出版,2006)pp.191-192

性ホルモンの刺激や影響を受けて強くなりやすいワキガ。女性の多くは生理が始まるころからワキガの症状が出始めますが、これも、ワキガが性ホルモンの影響を受けている証拠です。

女性は生理や出産などでホルモンバランスが崩れることが多いため、それに連動してワキガ臭も変化しやすいんですね。

産後、ワキガだと母乳が臭う?

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「母乳からワキガ臭が……」

ワキガ体質の女性は、産後に「赤ちゃんへの母乳が臭う」「おっぱいからワキガみたいな臭いがする」などの悩みを抱えることも少なくありません。

ワキガは「アポクリン腺」という汗腺が原因のひとつですが、このアポクリン腺は乳輪にも多く存在しているため、「母乳が臭う」と感じるのは実際にあり得ること。中には「赤ちゃんの口が臭う」と病院に行ったら、母親のワキガが原因だったということもあるそうです。

脇と同様、乳輪もアポクリン腺が多い部分で、肌に密着した下着をつける女性には、ニオイが出やすい場所。(中略)
授乳があるママは、滅菌シートなどで小まめに拭きとり、細菌を繁殖させないようにしてください。(中略)
高周波治療器機や手術などで治療することも可能ですが、脇よりはニオイが弱いことが多く、ホルモンバランスなどによって一時的にニオイが強くなる人もいます。治療が必要なほど深刻なケースは少ないでしょう。

引用:上田弥生『オトナ女子のためのスメらない手帖』(主婦の友インフォス,2017)p.59

ワキガのママが「母乳が臭う」と感じたら、臭っているのは母乳ではなくおっぱいかも。しかし、おっぱいの臭いは脇に比べて弱いため、治療が必要になることはほとんどありません。

母乳の臭いが気になるときは、滅菌シートで胸を拭いてから授乳するようにしてみましょう。授乳のタイミング以外でもこまめに胸を拭いておけば、細菌の繁殖を抑え臭いが強くなるのを予防できます。

ワキガの女性におすすめの、脇の臭い対策

女 ワキガ
働いていたり子育てに追われていたりする忙しい女性は、こまめにワキガのケアをするのが難しいこともありますよね。

日中、脇の臭い対策がなかなかできない場合は、「お風呂上り」と「お出かけ前」に集中してケアしてみましょう。

脇ケアは日中のニオイが気になったときではなく、お風呂上りとお出かけ前の朝がベスト。お風呂上りは菌が減っているので、そこで抗菌効果があるデオドラント剤を使うと、ニオイの発生を防げるのです。朝のお着替えタイミングでもサッとデオドラント剤で予防をしておきましょう。

引用:上田弥生『オトナ女子のためのスメらない手帖』(主婦の友インフォス,2017)p.61

ワキガは、脇を清潔にしておくのも対策のひとつ。お風呂上りは肌が清潔な状態なので、抗菌効果があるデオドラント剤を使えばニオイ菌の繁殖を防げます。

また、朝出かける前にもデオドラント剤で脇のケアを。拭くタイプのデオドラントシートなら、時間がかからずサッとケアできるのでおすすめです。

そのほか、意外と見落としがちなワキガ対策のポイントを見てみましょう。

女性のワキガ対策のポイント

・寒い季節の保温下着は注意
・脇毛は常に除毛しておく

ヒートテックなどの保温下着は、寒い時季の冷え対策には欠かせませんね。しかし、保温下着は湿気がこもりやすくニオイ菌が繁殖しやすいので注意が必要。消臭や抗菌の機能が付いたものや、通気性・吸水性の高いシルク素材のものを選ぶようにしましょう。

また、涼しくなるとサボりがちになるのが脇毛のお手入れ。脇に毛があると、汗や皮脂が毛に絡んでニオイが広がってしまう原因に。季節を問わず、脇毛はきちんとお手入れを。

ワキガの女性に必要なのは、「気にしすぎないこと」

女性 ワキガ
ワキガと女性の体の関係や、忙しい女性でもできるワキガ対策などについてみてきました。

●ワキガ臭は、ホルモンバランスの影響で強くなることも
●生理中の女性や妊婦は脇の臭いがひどくなることも
●脇のケアは、「お風呂上り」と「お出かけ前」がポイント

生理中など、ホルモンバランスが乱れているときはただでさえ気分が滅入りがちなのに、「ワキガがひどくなってる気がする……」なんて悩みまで襲ってきたら、たまったもんじゃないですよね。

しかし、性ホルモンが崩れている時期は、ワキガも強くなっている時期。ちょっとワキガがキツいなと思っても、「生理中だからかも」「妊娠中で、ホルモンバランスが安定していないのかな」など、原因が分かれば必要以上に焦ったり心配することはありません。

「気にしすぎる」というのは、ワキガに限らず体臭全般を悪化させる原因にも。必要な対策をしっかりしたら、あとは心配しすぎないように過ごしたいですね。

執筆ライター

執筆ライター:美香

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