ワキガ治療を徹底比較!病院で受けられるワキガ治療3つ

ワキガ 治療
「ワキガにはどんな治療があるの?」

ワキガの対策には、主に「専用クリームなどでセルフケアする方法」と、「医療機関で治療してもらう方法」の2つがあります。

ワキガ専用クリームは、ワキガへの効果はもちろん、いつでもどこでもケアできる手軽さが魅力。しかし、医療機関で受けられるワキガ治療にもメリットはたくさんあるんです。

●ワキガを病院で治療してもらうメリットって?
●医療機関でできる治療法って?
●ワキガ治療って、保険は適用になるの?

ワキガをしっかり治療するために、医療機関で受けられる治療法や、気になる料金・費用などについてまとめました。

ワキガの治療を病院で受けるメリットって?

ワキガ 治療 法
「ワキガは、セルフケアよりも病院で治療してもらったほうがいいの?」

さまざまな制汗剤やデオドラント剤、さらにはワキガ専用のクリームまで、たくさんのワキガケアアイテムがある昨今。「重いワキガならまだしも、普通のワキガでわざわざ病院の治療を受ける意味ってあるの?」と思ってしまうかもしれませんね。

手術やボトックス注射など医療機関でしか受けられない治療法もありますが、実は治療以前に、病院でワキガの診察をしてもらうことには大きな意味があるんです。

あなたは大丈夫?「ワキガ・ノイローゼ」「自己臭恐怖症」

自分をワキガだと思っている人の中には、大して臭わないのに「自分はひどいワキガだ」と思い込んでしまう「ワキガ・ノイローゼ」や「自己臭恐怖症」のケースが少なくありません。

「電車で座ったら隣の人が席を立った」「部屋に入ったら、近くの人が鼻をすすった」などの出来事を、「私がワキガだからかも」と自分の脇の臭いに紐づけて考えてしまう……ワキガ・ノイローゼなどの場合、このような思い違いが往々にして起こってしまいます。

ワキガ・ノイローゼや自己臭恐怖は、ヒドいと「ワキガ体質ではないのに自分をワキガだと思い込んでいる」というケースも。このような場合は、医師から「ワキガではない」「ワキガではあるけれども軽いレベルだ」という客観的な診断を下してもらうことがまず必要です。

例えば、臭いの治療で最も効果的な方法は「気にしない」ことです。 しかし気にしなくなるためには、はっきりとした証拠が必要でしょう。(中略)

わたしたち医療者の役目は、患者さんが正しい治療法の選択(なにもしないことも含めて)をするために必要なあらゆる情報を正確に伝えることです。 (中略)

たとえ、はっきりとした臭いの原因がわからない場合でも、自分の悩みをだれかに相談すること、また相談する相手(わたしのような者でも)がいることは意味のあることではないでしょうか。

引用:五味クリニック 体臭多汗掲示板

強力なデオドラント剤や高価なワキガクリームを片っ端ら試して「あれも効かない、これも効かない……」と落ち込んでいるのなら、もしかしたらワキガ・ノイローゼの可能性も。

医療機関に行けば、脇の試験切開によって、ワキガの原因である「アポクリン腺」という汗腺が存在していない(あるいは、存在していても少量である)ことを自分の目で確認できます。

もし病院で「ワキガだけど症状は軽い」と診断されれば、あとはワキガクリームによるセルフケアでもOK。まずは医療機関で「病院での治療が必要なレベルかどうか」を診断してもらうのが、ワキガ治療の第一歩になります。

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ワキガ治療には保険が適用されるの?

ワキガ 治療 保険 適用
「ワキガの治療って、保険適用になる?」

風邪やケガなど明らかに保険適用になる症状とは異なり、保険が適用されるのかどうかイマイチ判断が難しいワキガ治療。

ワキガはあくまで体質であって、病気ではありません。しかし、ワキガ治療の中には保険の適用内で受けられるものもいくつかあります。

●料金が保険適用になるワキガ治療
・手術 ※特殊な技術を用いる場合は保険適用外
・ボトックス注射

●料金が保険適用にならないワキガ治療
・ミラドライ(切らないワキガ治療)

このうちワキガ手術は、医療機関によっては独自に開発した特別な技術を使っていることも。そのような場合だと保険適用外になることもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

また、脇の脱毛もワキガを軽減させる手助けになりますが、この場合のレーザー脱毛なども保険の適用外。「ワキガのための脱毛だから」という理由でも保険は適用されないので気をつけましょう。

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医療機関で受けられるワキガの治療3つ

ワキガ 保険
ここからは、医療機関で受けられるワキガ治療の内容を詳しく見ていきましょう。
ワキガの治療法は複数ありますが、今回は「手術」「ミラドライ」「ボトックス注射」の3つをチェックしたいと思います。

1.手術

ワキガ 治療 料金
ワキガの原因であるアポクリン腺を除去する手術は、「最も確実なワキガ治療」とも呼ばれる治療法。ワキガ改善に高い効果が期待できる一方、治療当日は安静が必要だったり、術後数日間は激しい運動ができなかったりなど、生活に支障が出てしまうのがデメリット。

保険が適用になるケースがほとんどで、料金は両脇5万円ほど。このほか、術前検査や術後の通院などにもお金はかかりますが、それも2万円くらいみておけば大丈夫でしょう。

ただし、傷痕が残りにくい特別な手術をしたり、痛みが少なくなるよう特殊な麻酔を使った場合などは保険の適用外になり、料金も高くなる場合があります。
料金については、事前に確認しておくようにしましょう。

<ワキガ手術>

メリット
・ほかの治療法に比べ、ワキガへの効果が高い。

デメリット
・術後数日は、行動への制限がかかる。
・傷痕や後遺症のリスクもゼロではない

受けられる病院
・美容外科や形成外科など

料金
・基本的には保険適用
・両脇5万円程度(ほか、検査代や通院費など)

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2.切らないワキガ治療、ミラドライ

ワキガ 治療 切ら ない
アメリカで開発され、日本では2010年から行われるようになったミラドライ。
皮膚を切らないため傷痕や後遺症のリスクが少なく、それでいて手術に匹敵する効果を得られることから「切らないワキガ手術」とも呼ばれる治療法です。

ミラドライは、電子レンジなどにも使われているマイクロウェーブという電磁波を脇に当て、その熱によりアポクリン腺を破壊する方法。マイクロウェーブは「水分を多く含むものほど温めやすい」という特徴があるため、汗腺に集中的にダメージを与えられるのです。

少ないリスクでできるワキガ治療と注目されているミラドライですが、問題は費用。保険が適用にならない自費診療のため、両脇で30~40万円かかってしまいます。

気軽に手が出せる料金ではないですが、「傷や後遺症が怖くて手術を悩んでいる」という場合は、一度検討してみてもいい治療法ですね。

<ミラドライ>

メリット
・ワキガへの効果が高い
・傷や後遺症などのリスクが少なめ

デメリット
・料金が高額

受けられる病院
・美容外科や形成外科など

料金
・保険適用外
・両脇30~40万円(ほか、通院費など)

3.ボトックス注射

ワキガ 注射
ボトックス注射は、厳密にはワキガ治療ではなく汗を抑えるための処置。ワキガの発生や臭いが強くなる原因には汗が大きく絡んでいるのですが、その汗を減らすことでワキガ臭を緩和させようというものです。

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ワキガに直接作用する治療ではないため、重度のワキガにはあまり効果が期待できませんが、比較的軽いワキガであれば手軽に受けやすい治療法です。

<ボトックス注射>

メリット
・副作用などのリスクが少ない

デメリット
・3~6ヶ月で効果が切れる
・重いワキガには効果が期待できない

受けられる病院
・美容外科や形成外科、皮膚科など。

料金
・基本的には保険適用
・両脇5~10万円程度(ほか、診察代など)

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重いワキガは医療機関での治療がおすすめ

ワキガ 保険 適用
医療機関で受けられるワキガ治療を中心に、料金や治療内容などについて見てきました。

●ワキガ・ノイローゼにならないためにも、医療機関の受診は大切。
●手術やボトックス注射なら、保険適用で治療してもらえる。
●手術やミラドライは重いワキガ向け、ボトックス注射は軽いワキガ向けの治療。

『スメルハラスメント』なんて言葉も出てきているくらい臭いに敏感な現代。体臭ケアは欠かせないマナーにもなってきているのかもしれません。

ワキガ治療を受けにきた患者さんの中には、「本人が思っているほど臭いが強くない」という人も多々いるそう。ワキガレベルがはっきり分かれば、あとは症状に合わせた治療法を選択するだけです。

「ワキガ治療で通院してるだなんて周りに知られたくない!」という気持ちは確かにありますが、勇気を出して病院に行ってみれば、案外あっさり解決することも。
適切な治療法を見つけるためにも、まずは近くの病院を受診してみてくださいね。

執筆ライター

執筆ライター:美香

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